やりたい医療をやって、充実した日々をすごしておられるDr
標榜科目 | 心療内科 |
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立地条件 | 住宅地 |
心療内科といえば、医療器械も殆んど必要なく、スペースもそんなに必要がないので低コストでの開業が可能な診療科目であるといえる。
50代後半のその先生は、自分のやりたい医療を実践するために開業された先生でした。
若干ローカルだが、患者さんにとって利便性の良い駅前に200坪の土地を購入、さらに建坪70坪のクリニックを建設。
木をふんだんに使い、クリニックに一歩足を踏み入れただけで、ほっとする空間。
投資金額もかなりの額に上りました。
担当コンサルタントとしては、失礼ながら先生のお年に対して投資額が大きすぎる!!
と再三指摘をさせていただきましたが、「この年でやっと自分のやりたい医療ができるのだから」とまったく意に介さず、開業に至りました。
数年が経過しておりますが、経営的にもなんとか安定している様子。
ただ、それ以上に60才を過ぎたその先生が、本当に生き生きと診療されている姿を拝見しコンサルタントとしてフィーを戴いている以上、経営的に成功するように、なるべく安く開業できるようにとお金の多寡で判断してしまう自分を反省した事例でした。