静脈採血時の注意事項はありますか?
静脈採血時の注意事項はありますか?
各採血管の間でのコンタミネーションによる検査結果への影響を防ぐ為に、次の順序が推奨されています。
- 採取血の逆流を避ける。(細菌感染・EDTAによる影響等)
- 前腕での静脈採血は橈側~正中部より尺側で神経損傷の可能性が高い。抗凝固剤や凝固促進剤と完全に混和するため、採血管を抜去したらすぐに、5回程度泡立てないようにゆっくり転倒混和させる。
- 止血は5分間程度圧迫するように指示する。
- 点滴をしてる腕から採血しない。
- 消毒液で濡れたままの皮膚を穿刺しない。
※標準化採血ガイドライン(日本臨床検査標準協議会)参照。
(2017-12-19 / M.N)