医院の開業のための融資制度を徹底解説![公的機関と民間での制度の違い]
医院の開業のための融資制度を徹底解説![公的機関と民間での制度の違い]
医院の開業資金の調達のための融資先には大きく分けて2種類あります。日本政策金融公庫等の公的機関での融資と銀行や信用組合等が行う民間での融資になります。
以下に公的機関での融資と民間での融資のそれぞれのメリット・デメリットを挙げております。
[公的機関での融資]
メリット
- 無担保、無保証の融資制度がある。
- 自己資金の要件等の審査条件が民間と比較して厳しくない。
- 創業者向けの融資制度が多数あり、民間では融資を受けることができない場合でも融資を受けることができる場合がある
デメリット
- 利用する融資制度により、金利が高くなるケースがある。
- 融資金額の限度額が民間と比較して、低い場合がある。
[民間での融資]
メリット
- メガバンクの場合、支店が多く便利。
- 公的機関での融資と比較すると金利が低くなるケースが多い。
デメリット
- 実績が少ない創業時には融資を受けることが難しいケースがある。
- 制度融資の場合、別途信用保証協会への信用保証料の支払が生じる。
以上のように、公的機関での融資と民間での融資にはそれぞれメリット・デメリットがありますので、状況に応じてそれぞれ検討頂ければと思います。
(2020-01-15 / K.T)