ホームページのQ&Aを活用して成功した事例
標榜科目 | 婦人科 |
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立地条件 | 都心ビルテナント |
婦人科という科目特性上広範囲の診療圏が見込まれ、足の便の良い都心での開業を考えていたところ運よく1Fに外資系有名アパレルブランドが入居するビルにちょうど空きテナントがあり、その場所で開業。
立地が良く視認性も抜群で当初は順調に患者数も伸びて行ったが、次第に新患数の伸びに陰りがみられ、開院後3年で診療報酬も頭打ちになってきた。
さて、その打開策として院長先生が考えた方策はホームページの活用です。
当然の事ながら開業当初からホ-ムページはありましたが、その内容は通常の医療機関のホームページ同様に、クリニックからの一方的な情報発信が主でした。
そこで、手間を承知で双方向型Q&Aのぺージを新しく作成し、ホ-ムページ閲覧者から婦人科領域の質問を受け付け、質問とその答えをホームページ上に次々とアップしていきました。
当初は、3日に一つ程度の質問だったのが、Q&Aのアップ数が増えるに比例し、質問の数も1日に数件も来るようになりました。
質問数が増えるのはうれしかったのですが、一つ一つの質問に答え、ホームページにアップする作業は想像を絶する作業量でした。
しかし、それをやり続けた結果、3ヶ月を経過した頃からホームページに質問を寄せた人やQ&Aを見た人が患者として来院してくれ、その後も順調に患者数は増えています。
それも、ホームページへの質問内容はまともな物ばかりではありませんが、出来りる限り丁寧に答え続けた結果だと思います。
増患は、一朝一夕にできるものではなくこのような地道な努力から結果が出た事例です。