自動釣銭機の導入を検討しています。どのようなメリット・デメリットがあるでしょうか。
自動釣銭機の導入を検討しています。どのようなメリット・デメリットがあるでしょうか。
自動釣銭機の導入については、以下のメリット・デメリットが考えられます。
【メリット】
- レジ現金不一致を減らすことができる。
通常は診療費やおつりの受け渡しを行う際に、現金を直接やりとりする事になるためどうしても人為的なミスが生じる恐れがありますが、自動釣銭機を導入するとそういった人的なミスを減らす事ができます。現金不一致が減ると受付スタッフの労働時間短縮にもつながるというメリットにもなります。 - 患者と受付スタッフの接触を減らすことができる。
新型コロナウィルスが感染拡大している昨今、患者及び受付スタッフ双方において直接的な接触を減らせる自動釣銭機の導入は感染リスク回避に繋がります。 - 助成金の活用
自動釣銭機の導入にあたっては、製品によりますが、一式購入すると100万円を超えるケースがあるため、導入を迷われるケースもあるかと思います。
導入にあたり、助成金を活用できることもありますので、事前に専門家や労働局等に相談のうえ、導入をご検討されることをお勧めします。
【デメリット】
- 1円玉及び5円玉が使えない場合がある。
導入する自動販売機によりますが、モノによっては1円玉や5円玉に対応していないケースがあります。10円未満の端数がレジ清算時に出る可能性がある場合は対応できなくなります。 - コストに対して労働時間削減が限定的である。
先述の通り、自動釣銭機の導入には多額のコストが発生します。助成金が適用できない場合、導入に伴う労働時間の削減は限定的であるため導入コストと見合わない可能性があります。
※本稿については、令和3年9月時点での助成金制度をもとに執筆しております。
(2022-06-28 / M.Y)